アンコール・トム(カンボジア)は見どころいっぱい!

DSC_1557 by Masashi Nishioka 

今回はアンコール・トムをご紹介します。アンコール・ワットと並んでカンボジア必見の観光スポットです!

 

 

 

 

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アンコールトム広域 by クロマー

 

「大きい都」を意味するアンコール・トムはクメール時代の最大の都でした。アンコール・ワットやその他のアンコール遺跡とともに、ユネスコの世界遺産に登録されています。

11世紀には既に王都となり、12世紀後半にはジャヤヴァルマン7世王によって城壁が築かれ、現在に残る形が完成しました。一周12kmの濠と高さ8mの城壁で周囲を囲まれています。大きな観世音菩薩の四面像で有名なバイヨン寺院もここにあります。

 


城門


 2337142138_74cf915fdd_bAngkor Thom, South Gate – 南大門 by Ik T

南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門があります。それぞれの塔門には観世音菩薩の四面像がついています。

門から濠にかけての橋の欄干は大蛇を引っ張る神々と阿修羅達で、ヒンドゥーの創世神話・乳海攪拌(以前の記事参照)を表現しています。すなわち、アンコール・トム中心に高くそびえるバイヨン寺院は不老不死の秘薬アムリタをもたらすマンダラ山を表しています。

 


バイヨン(Bayon)


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DSC_1557 by Masashi Nishioka 

アンコール・トムの中央に位置する仏教とヒンドゥーがミックスした寺院です。200もの観世音菩薩像があり、その一つ一つが異なった微笑をたたえていると言われています。

戦争や生活の様子を活き活きと描いた浮き彫りもとても面白く、時間をかけてじっくり見たいところです。バイヨンの浮き彫りについてはまた別の記事でご紹介します。

 


象のテラス (Elephant Terrace)


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Untitled by Ross Huggett

王宮の東側正面に位置しています。3m程の高さの壁が300m続き、行進する象の浮き彫りがされています。王が閲兵式を行った場所と言われています。

 


バプーオン(Baphuon)


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Baphuon, Siem Reap by Kris Dhiradityakul

11世紀半ばウダヤディジャヴァルマン2世王によって作られた三層回廊の寺院です。雨季に池の水位が上がっても歩けるように空中参道が作られているのが特徴です。

 


王宮跡・ピミアナカス(Phimeanakas)


王宮は東西600m、南北300mの城壁に囲まれています。王宮の建物は15世紀のアユタヤ軍の侵略によって消失しましたが、ヒンドゥー寺院ピミアナカス、男池、女池は残っています。

 

 ◆ピミアナカス

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Cambodia ’08 – 111 – Angkor Thom – Phimeanakas by McKay Savage

11世紀はじめにジャヤヴァルマン1世王によって作られたヒンドゥー寺院です。王宮の中に建てられており、王が女蛇神と毎晩交わる儀式の場所として用いられていました。雨季には周りに水が溜まり、宙に浮いているように見えることから、「空中楼閣」を意味する「ピミアナカス」と名付けられました。

 


ライ王のテラス(Leper King Terrace)


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Terrace of the Leper King & Terrace of Elephants by spotter_nl

高さ6mほどの壁が約25m続いています。高さ1mの男性坐像(ライ王)が発見されたことからこの名がついています。ライ王とは誰を表すのかについては諸説ありましたが、お尻に刻まれた碑文より地獄の神ダルマージャであることが判明しました。壁面にはデバターや動物などの浮き彫りが施されています。

 

以上、アンコール・トム内の主な見どころをご紹介しました。他にも崩壊した寺院跡などが複数残っています。 

次回はアンコール・トムで一番人気のスポット・バイヨン寺院を特集します!

 

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『ちーゆー』です。1994年から2010年まで海外旅行ツアーコンダクターをしていました。お客様と一緒に巡ったアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、中東、アフリカの国々の思い出や、海外旅行に役立つポイントアドバイス、リタイア後も尽きない世界への憧れなどを書かせていただきます。http://tourconductor-note.com 「元・海外旅行ツアコンの添乗員ノート」