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インテリアデザインに著作権はつくのか


 

ゾー・デ・ラス・ケーシス氏とその夫ベンジャミン・ドゥ氏はパリ拠点のインテリアデザイナー。国際的に活躍する彼らは仕事でよくアメリカや日本を訪れ自宅を空けることが多かったので自分たちがいないときにAirbnbで貸し出すことにしました。

キッチンはこんな感じです。

 

引用元: http://www.buzzfeed.com/carolineodonovan/a-french-couple-is-suing-airbnb-for-ripping-off-their-home#.eq1J6jvK5

引用元: http://www.buzzfeed.com/carolineodonovan/a-french-couple-is-suing-airbnb-for-ripping-off-their-home#.eq1J6jvK5

 

2012年、Airbnbからカップルにコンタクトがありました。パリオフィスの創設パーティを彼らの自宅でやりたいというのです。彼らは喜んで受諾しました。”デザイナーとしてはうれしいこと。もうすでに自宅を商業利用に出しているしね。”パーティは大成功でした。

しかしその一年後、奇妙なことが起こります。カップルの親しい友人が”Airbnbのサンフランシスコ支社とのコラボレーションおめでとう”と言ってきたのです。送られてきたAirbnbオフィス内の写真を見て驚愕しました。自分たちのアパートとほとんどまるっきり同じインテリアデザインになっていたのです。問題は彼らがそれをまったく知らされていないことでした。

以下がAirbnbオフィスの写真。

引用元: http://www.buzzfeed.com/carolineodonovan/a-french-couple-is-suing-airbnb-for-ripping-off-their-home#.eq1J6jvK5

引用元: http://www.buzzfeed.com/carolineodonovan/a-french-couple-is-suing-airbnb-for-ripping-off-their-home#.eq1J6jvK5

 

”やつらは自分たちの会社を私たちのライフでブランディングしている。”夫のドゥは語ります。”私たちは即刻告訴することに決めました。”

Airbnbは自分たちのオフィスが彼らのウェブサービス上にリスティングされた物件をベースにデザインされていることを公にしていました。しかし彼らがオーナーの許可を得ていたかは定かではありませんでした。そしてホスト自身が自分たちの部屋がブランディングに使われるなんてまったく予想もしていませんでした。

 

訴えたはいいけど何がとれるのか?


 

カップルの弁護士によると”Airbnbは裁判をカリフォルニアに移そうとしている”とのことです。そして”何かしらの結論に達するまで少なくとも5年、8年、10年ほどかかるだろう”と。

問題は著作権の概念の違いにありました。アメリカでは著作権が適応されるのは書籍、映画、絵画、ボートの底のデザインなどですが、インテリアデザインはそこに含まれていません。

しかしフランスでは道具、トイレのようなものまでも著作権の適応内になるようなのです。もちろんインテリアデザインもその中に入ります。

カップルの弁護士によればそれでも打開策はあるとのことです。少し難しい話になりますが、トーレドドレスと言って、ある商品がその会社の製品であることを示す特徴を模造してはならないという知的財産権の一種が存在します。もしカップルが自分たちの部屋のインテリアデザインが彼らの会社の重要なブランディングの要素であると証明することができればそれを他の会社が模造することは侵害になります。

結論はどのようなものになるでしょうか。