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子供に切手を貼ってそのまま送る!?


 

今思えば信じられないことだが子供を郵便で送るのが当たり前の時代がアメリカにあったそうだ。

それは1913年から1920年のこと。50ポンド(22キロ)以下の子供であれば服に切手を貼って宛先を伝えるだけであとは郵便局員におまかせできたそうだ。

そうして郵便局員は預かった子供を鉄道に乗せて親族の元へと運んでいった。

もちろんこれには当局も黙ってはいなかった。

1913年に開始された子供の郵便サービス。

1年後の1914年に当時の郵政長官のバールソンから即刻中止の警告を受けたがなんと完全に無視されたらしい。

 

当時の子供郵送サービスはどんな感じだったのか


credit: http://www.centralfloridastampclub.org/pages/pics3/022015insa.pdf

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6歳のエディス・ネフという幼児がフロリダ州ペンサコラ市の母親のもとからヴァージニア州チャールストン市の父親のもとに郵送されたという記録が残っている。

郵便料金はなんとたったの15セント。

メリーランド州の郵便局員が赤ん坊を12マイル運んだという記録もある。だいたいみな50ドルほどの保険がかけられて祖父母のもとへと送られることが多かったようだ。

 

実のところ法律上どうなっていたのか


1913年1月17日付けのバージニアリッチモンドタイムズ紙に興味深い記事が掲載されている。

ある郵便局員から当時の郵政長官ヒッチコック氏に出された子供の郵送の取り扱いについて質問への回答だ。

 

”郵政長官の意見によると、子供は蜂や虫のカテゴリーに入らないため、郵送できる唯一の生き物かもしれないとのこと。しかしながら郵政長官はこの声明に関して責任を持つことはできない、なぜなら人間に関しての記載がいっさい見つからないからである”

 

この声明が世に出たあとすぐに新しく就任した郵政長官のバールソンが人間の郵送をいっさいの禁止を発表した。

しかしそのわずか1ヶ月後、メリーランド州のネッパー郵便局員が14ポンド(6キロ)の赤ん坊を祖母の家から母親の家へと12マイル運んだという記録が残されている。

どうしても経済的事情から子供を郵便で安く送らないといけない事情があったのだろう。それにしても当局を完全無視する民間の人々、そして郵便局員たち… 当時のアメリカ人は今よりもアナーキーだったのは間違いない!!