Weihnachtsmarkt Frankfurt 2014 by Kiefer.
ドイツのクリスマスマーケット巡り特集、前回までは都市別にご紹介してまいりました。今回はドイツ各地の風景をランダムにピックアップしてお届けします。
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ライプツィヒ
Weihnachtsmarkt Leipzig Glühwein by Adelina Horn
東部ドイツ・ザクセン州の最大都市で、旧東ドイツの中ではベルリンに次ぐ規模の大都市です。ベルリンの壁崩壊につながる住民運動発祥の地です。
グリューワイン屋台にクリスマスマーケット専用カップが並んでいます。注文時にカップのデポジットを払うことになっており、飲み終えたあとでカップを返却して返金をもらうか、記念にカップを持ち帰ることもできます。
このシステムはドイツ各地の様々なイベント屋台でもよく採用されています。物を大切にし、ゴミを出さないようにする「ドイツ気質」を感じさせます。
Weihnachtsmarkt Leipzig Feuerzangenbowle by Adelina Horn
ベルリン
Weihnachtsmarkt Charlottenburg by Christian
プロイセン王が滞在したシャルロッテンブルク宮殿。クリスマスシーズンにライトアップされ、前の広場でクリスマスマーケットが開かれます。
1989年11月、28年間東西ドイツを分断していた「ベルリンの壁」が崩壊し、ドイツは再統一を果たしました。以来、ドイツの首都はボンからベルリンに戻りました。
ブランデンブルク門やペルガモン博物館が人気の観光スポットです。(画像はペルガモン博物館のイシュタール門 紀元前6世紀バビロン)
ゴスラー
Goslarer Weihnachtsmarkt by TCM1003
マルクト広場で開催されるクリスマスマーケットの様子。
ゴスラーはドイツ中部、ハルツ地方の中心的都市です。ランメルスベルク鉱山のふもとにあり、ローマ時代から鉱山の町として栄えました。旧市街とランメルスベルク鉱山はユネスコ世界遺産に登録されています。ゴージャスな木骨組みの建物が多く残ります。
ケムニッツ
weihnachtsmarkt chemnitz-vor altem Rathaus by gravitat-OFF
ケムニッツはエルツ山脈のふもとに位置する町です。
Chemnitz city Weihnacht_018 by gravitat-OFF
クリスマスマーケットには伝統工芸の木工細工の店などが出ます。
旧東ドイツ時代にはカール=マルクス=シュタットの名で呼ばれており、マルクス記念碑が残っています。
フランクフルト
Frankfurt – eiserner Steg by Carsten Frenzl
フランクフルトには世界最大級のハブ空港があるため、外国人にとって最も身近なドイツの都市となっています。旧市庁舎のあるレーマー広場周辺はクリスマスシーズンにはライトアップされます。
Weihnachtsmarkt Frankfurt 2014 by Kiefer.
レーマー広場を中心に開催されるクリスマスマーケットは大変な人出となります。
以上、8回にわたってドイツのクリスマスマーケット「Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)」をご紹介いたしました。次回はクリスマスマーケット特集さいごの番外編「ヨーロッパ各地の様子」です!
個人サイトでもクリスマス関連記事を書いています。
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