都市の拡張はもうやめ!
これは何なのでしょう!
これ都市なのです~。
縦長のスカイスクレーパーです。
スカイスクレーパーとは『摩天楼』のこと、高層ビルのことです。
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イタリアの建築家ルカクルッシは摩天楼を使ってその中に未来都市を作ろうと考えました。
そのヒントを得たきっかけはハチです。
今世界中の絶滅寸前のハチを救う運動が盛んに行われているのを知っている人はどれほどいるのでしょう。このビルのデザインはハチの巣からヒントを得て発想されました。
ハチの巣がそうであるようにこのタワーの居住空間は内側にも『外』の要素がうまく取り入れられています。タワーの中にいながら、空間が外まで広がっているのです。ビーハイブ(蜂の巣)のような六角形の空気孔がビルの側面に並びそこから太陽光と自然の雨が内側に入り込み、植え込まれた木や植物などの緑に栄養を注ぎ込む造りになっています。
自然とどのように交流し、一体感を持ちながら生きていくかこれからの人類の大きな課題でしょう。クルッシは彼の縦長の都市は人間のライフスタイルを変化させ、精神的にも肉体的にも癒しと健康をもたらすと考えました。
クルッシは語ります。
「これからの時代を考える都市の建築をずっと考えて来ました。これまでの高層ビルの分析から始めました。それらはあまりにも平坦で周囲の風景から隔絶された寒い空間でした。私のはそれをもう一度見直してもっと想像力を働かせ、もっと外側の世界に明るくオープンに向き合うようにデザインしました」
「基本的にどこにでも建てることができ。そこに居住もできワークもできる空間、環境がゆるすかぎりの緑と自然の光、そして自然の外気を各階に取り込めることを条件として最終的な形を決定しました。」
そのタワーは光電池ガラスとソーラーパネルによってエネルギーが自家製で貯えられます。画期的なところは居住区とワークスペースよりも緑のスペースのほうが断然多い空間なのだそうです。
すぐにでも住んでみたくなりますね!
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以上記事引用元:http://www.lucacurci.com/