【ヨーロッパ観光に役立つ】歴史建築講座(ネオ・ルネッサンス、ネオ・バロック)

前回はイギリスから始まって各国に広がったネオ・ゴシック様式建築をご紹介しました。
ルネッサンス様式やバロック様式もリバイバルし、日本の建築にも影響を及ぼしています。

 

 

 

 

 

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ネオ・ルネッサンス様式


ルネッサンス・リバイバル建築とも呼ばれています。
15~17世紀はじめにかけてイタリアで流行した様式が、19世紀前半にヨーロッパで見直されて再び作られるようになり、日本を含む世界へ広がっていきました。

正円アーチ、左右対称、水平線の強調など、ルネサンス様式の特徴を基本としつつ、中世の建築の荘厳さに各地方の新しい建築方式をミックスしたものです。

 

ネオ・ルネッサンス様式の代表例


■ウィーン国立歌劇場(ウィーン・オーストリア)

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Vienna State Opera (Vienna, Austria) by t-mizo

 

■チューリヒ中央駅(チューリヒ・スイス)

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Zürich – Hauptbahnhof by Roger W

 

■ハンガリー国立歌劇場(ブダペスト・ハンガリー)

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Hungarian State Opera House by Jason DeRose

 

■中京郵便局(京都・日本)

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ネオルネッサンス建築 – Wikipedia

 

 


ネオ・バロック様式


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louvre by zoetnet

ナポレオン3世の第二帝政とパリ改造計画(1853‐70)を契機として1853年~1870年にフランスで出現したバロック様式のリバイバルです。
そのなかでもイタリア・バロック風の壁と屋根を組み合わせたルーブル宮殿新館は「第二帝政式」と呼ばれて流行しました。

また、シャルル・ガルニエのオペラ座の豪華が、帝国主義競争時代の先進諸国に大きな反響を呼びました。
国家の威信をあらわすのに最もふさわしい建築様式こそオペラ座のようなネオ・バロックであるとし、各国は競って取り入れました。

 

ネオ・バロック様式の代表例


■オペラ・ガルニエ(パリ・フランス)

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Ópera by Mario Sánchez Prada

 

■旧赤坂離宮(迎賓館)

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迎賓館 – Wikipedia

【ヨーロッパ観光に役立つ】歴史建築の特徴講座(アール・ヌーヴォー)に続きます。

 

 

 

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