【ヨーロッパ観光に役立つ】歴史建築の特徴講座(バロック様式)

前回のルネッサンス様式に続いてイタリアで生まれたバロック様式をご紹介します。動的でドラマチックな表現が特徴です。

 

 

 

 

 

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バロック様式


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Le Jour ni l’Heure 2583 : Toulon, Var, Provence, porche, 1656, de l’hôtel de ville, œuvre de Pierre Puget, 1620-1694, vendredi 6 mai 2011, 19:22:01 by Renaud Camus

バロック様式は16世紀末にイタリアで生まれ、以降18世紀前半にかけてヨーロッパ各地で流行した建築様式です。それまでの時代の建築技術をフルに生かしているため、歴史建築の総合芸術とも言われています。

 

ルネッサンス様式に飽き、ドラマチックな表現に

ルネサンス様式が直線・左右対称・調和を是としていたのに対し、バロック様式では曲線・非対称・立体を積極的に用いて、動きのある表現が行われました。

●特徴1:立体的・動的な表現

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Fontana di Trevi by Hernán Piñera

ローマ トレヴィの泉。バロック建築の典型例です。
海馬の引く馬車の上に立ちはだかるネプチューン、生き生きとしていまにも動き出しそうな表現。

 

●特徴2:曲線・曲面の多用

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File:Catania Duomo.jpg – Wikimedia Commons

建物正面からグニャグニャと凹凸で作られています。
バロックは「ゆがんだ真珠」を意味する言葉が語源となっています。
(シチリア コッレジャータ聖堂)

 

●特徴3:ボリュームたっぷりの装飾

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Wieskirche by dierk schaefer

バロック様式建築では彫刻と絵画を多く使います。
特に南ドイツ・ババリア地方で発展したドイツ・バロック(ババリアン・バロック)は装飾過多で知られています。
(ドイツ ヴィース教会)

 

●特徴4:巨大・大型の建造物

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Schloss Belvedere, Wien by Kiefer.

バロック建築の建物には大聖堂や王侯貴族の宮殿など大型のものが多く、依頼主の財力・権力を象徴するものとなっています。
(ウィーン ベルベデーレ宮殿)

【ヨーロッパ観光に役立つ】歴史建築の特徴講座(ロココ様式)に続きます。

 

 

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chi-yu

『ちーゆー』です。1994年から2010年まで海外旅行ツアーコンダクターをしていました。お客様と一緒に巡ったアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、中東、アフリカの国々の思い出や、海外旅行に役立つポイントアドバイス、リタイア後も尽きない世界への憧れなどを書かせていただきます。http://tourconductor-note.com 「元・海外旅行ツアコンの添乗員ノート」