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徒歩で世界一周旅行も夢じゃない?


ポール・サロペックは現在アフリカのエチオピアから南アメリカの南の先端ティエラ・デル・フエゴまでの約33800キロメートルを徒歩で旅している。人類の移動のルートをたどるために。そんな長い距離を人間は歩けるものなのかと思いたくなるものだがサロペックは

「人間は歩くためにできている」

と信じてやまない。結局われわれの祖先は毎年5000キロを歩いて移動した狩猟採集民なのだから。

 

サロペックは歩くことにとにかくこだわっていて、ナショナル・ジオグラフィックの研究員として世界を歩きながら人類学的な手法でジャーナリズムを行ってきている。ニューヨークタイムズの記者のように、普通ジャーナリストは飛行機で事件現場にすっ飛んできて記事をさっと書いてまた飛び去っていく。

しかしサロペックは言う、目に見える事件が終わったあとの静寂の中にこそ次の事件の重要な種が潜んでいると。だからサロペックは事件のあとその場を去らずに残り続ける。そして次の事件現場に向かって歩き始めるのである。彼のジャーナリズムの真実性は評価され、最も優れたジャーナリストに贈られるピューリッツァー賞も受賞している。

 

しかし遊牧民のようなサロペックの今の生活スタイルは彼にとって特に真新しいものではない。6歳のときにカリフォルニアからメキシコの小さな村に家族と移り住んだときからすべてはつながっているのだ。

 

徒歩で旅するサロペックの名言


 

これは僕らみんなの旅なんだ。誰の家系図でもずっと前をさかのぼっていくと最初にアフリカを出た誰かにたどりつく。

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僕の仕事は探検ではない。記録を作ることではなくていかに物語を語るかなんだ。

 

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僕は自分を旅行作家だとは思わない。旅行家だとも思ってない。ただの生まれつきの性質なんだ。

 

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航空機は移動と旅の感覚を奪うようにできている。時間と空間の感覚を殺してしまう。だから僕はどこに行くにも飛行機だけは乗らない。

 

4http://i.ytimg.com/vi/Y1etsn0tjsE/maxresdefault.jpg

 

ゆっくり進むことはつまらないことじゃない。世界がよりシャープに、より新鮮に見える。それが歩くことが与えてくれるものなのさ。

 

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僕には出身なんてものはない。どこかに帰るという概念自体が僕にっては新しいものだね。

 

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