ベルギー下院本会議は医師による安楽死を未成年の患者についても認める法案を賛成多数で可決し、このことはニュースになり世界中に衝撃が走りました。

ただし条件があり安楽死の意味を理解でき、保護者の同意があるといった条件を満たした場合にのみ、18歳未満の未成年者にも「死ぬ権利」を認めるのだそうです。

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因みにベルギーでは2002年から大人の安楽死は法律で認められていますが、対象が子どもにも広がったということで、賛成派反対派が喧々諤々の議論が飛び交っているとのことです。

 

安楽死は治療を行っても改善が認められない場合で、「自発的に、熟慮の末、反復して」死ぬことを要望した場合にのみ認められているものですが、これが子どもに出来るのかということが議論になっています。

 

賛成派の意見

大人に認められた権利ならば、子どもも一人の人間なので同様に認めるべきだ

これまでも水面下では子どもの安楽死が行われてきたので、グレーゾーンがなくなりいいこと

などの意見があります。

子どもも一人の人間であるという考え方はいかにもヨーロッパですね。

日本はどちらかと言うと成人するまでは良くも悪くも親の意見が強いですからね。

 

一方で反対派の意見

医学の進歩により終末期の緩和ケアも充実しているので、こどもが苦痛にさらされることは少ないのでわざわざ安楽死を選ぶ必要はない

 

そもそも幼い子どもの場合は死の概念もはっきりしていないのに、安易に死ぬ権利を認めるのは危険

だという意見があり反対派は抗議デモも行ったようです。

確かに例えば5、6歳の子どもに死にたいかどうか熟慮することは難しいかもしれませんね。1

生きる権利があるのならば死ぬ権利もある?これも一つの意見ですが、こんな意見もあります。

「生きる時も自分の意思ではないのだから、死ぬ時も一緒勝手に死んではいけない!」

私の中学時代の恩師の言葉です。様々な意見がありますが、私はこの考えに同意します。皆さんはこの問題どう思われますか?

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