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コミュニケーションクラスというクラスの授業は、生徒同士の会話ができるように、
部屋の壁に沿ってオレンジのソファーが置いてあります。
ここがその教室。
部屋の中はとても広くて日本でいうと20畳ぐらいでしょうか。
天井も高くて声もよく響きます。
とても居心地のいい部屋でした。
向かいのソファーに仲のいい友達が座っていて、ガムちょうだい、と私が言うと
こんな広い部屋の向かいからガムを投げつける・・・なんて雑なあげ方なんでしょうか。
ま、基本的に私より若かったクラスメイトだし、学生だったので、私も何歳か若返った気持ちでした。
まあそれはそれとして、そんなこんなしながら、先生と授業が始まるのを待っていると、
続々ととクラスの人たちが入ってきました。20人ほどでしょうか。
私はこの授業がどうしても好きになれなくて、向かいにいる友達に
『あ~ I don’t like this class. It’s boring.』
(このクラス好きじゃないんだよね。つまんない)
教室中に響く声で言った。
そのクラスが好きじゃないのは少なくとも私だけじゃない。。
同意してくれる人がいる前提で話してたけど・・・
・・・
なんとなくその場の空気が固まり始めたことに気づく。
・・・
What ?(思っただけ)
なになになになになになになになに(((( ;°Д°))))
こんなにシーンと場が静まり返るのは久々の感覚でした。
外国でもこんな空気になるんだと、、、気づきました。
・・・
わけが分からずきょろきょろしてみると・・・
!!( ゚Д゚)!!え!!!!!!!
せんせー、そこに居たのね・・・(°д°;)
いつもならホワイトボードの目の前の椅子に座る先生。
その日は、入り口すぐのソファーに座っていた。
そのソファー(先生の目の前)を通り越して、少し先の同じ並びのソファーに座っていた私。
30代(恐らく)で160cm程しかないイギリス人の先生はうつむいたままソファーに座っていた。
まるで「あしたのジョー」だった。。。
とっさに友達を見て、
『Ah! The last class!! I don’t like the last class!!ahahahah..haha』
(前のクラス!前のクラスあんまり好きじゃない・・んだよね、あははは。)
こんなに下手な言い訳が通用するとも思ってなかったけど、もうどうようしようもなかったんです。
・・・
先生、ごめんなさい・・・。
陰口はやっぱりいけませんね。
それ以来、その先生と目を合わせられなかったのは言うまでもありません。
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