格子の上の敵をたおせ!!!!!

 

 

走る、走る、格子の上

 

7フィート(2m)/1秒

それが彼らの速度

歯は鉄よりも固い

壊れたマンホールのすき間をすり抜け

地下鉄のプラットホームを走り抜ける

NYのかくれた住民

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5月、アルバータ州のラットパトロール隊員はサスカッチワンのシバールド町のはじっこのほうにある農家を訪問した。

穀物を脱穀するサイロにいくつかの穴が空いていてそこにはある種のまき散らされたカスが溜まっていた。

それはそこにネズミRATの出没を意味していた。

 

おそらく100匹はいる。。!

 

隊員はアクアマリンの錠剤をまいた。

 

つぎはラットパトロールの隊員7人で現れた。

そこにはラットパトロールの隊長であるフィル・メリルも含んでいた。

名称未設定59

クレーンを使い、彼らはサイロを土台ごと引っこ抜いた。一人の隊員がショットガンを持ち、出てくるネズミを次々と撃った。

 

ネズミは全員死んだ!!!

 

隊は農家の建物の地面に巣を見つけ火をつけた。

サイロもその上で焼却した。

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「ちょっとがっかりしたな。」隊長のメリルは言った。

数年前ある農家で157匹のネズミを撃ち殺しそれで最後だったはずなのだ。

「あれで全員いなくなったはずだったのに。」

 

アルバータ州はこの地球上唯一のネズミのまったく無いクリーンな場所なのである。

 

アルバート州外の地上は全域ネズミに感染されている!

メリル隊長は作業が終わるとチョコレートミルクを飲み干し、過去の偉業を数え上げた。

 

 

カナダ航空のコックピットにいたやつらは追い回したすえターマックをつかって殺した!”

湿地帯にいたやつらは夜光性カメラを使って連日見張ってついに全員毒殺した!”

 

メリル隊長のチームのパトロールゾーンでは隊員たちが、春も秋も、

 

 

寝ずの番

 

で用心し完璧にネズミ無し”の状態を保持しているのである。

 

実際アルバータ州はネズミたちが侵入した最後の州だった。

それは1950年代のこと。

州はまず州民教育からはじめた。

住民たちはその頃ネズミ(RAT)を知らなかった。どういう形をした生き物なのか想像さえもできなかった人も多かった。

目の前に出現しても好きになるべきか嫌いになるべきか、恐怖心をいだくべきなのかもわからなかった。そこで政府は何をしたか。

 

撃ち殺したネズミの死骸をどんどん小学校や祝祭のイベントで展示したのだった。

 

また第2次世界大戦のポスターのようなものを作り、

『大ネズミの大群に我々は包囲されている!!』などとそこらじゅう貼りまくったのだ!

名称未設定61このキャンペーンは大成功をおさめた。

 

これですべての市民は協力しなければならなくなったーーー農場は警戒強化、見たら報告、そして必要な時は武器を手に。

 

そのころ今メリル隊長が指揮しているラットパトロールが生まれた。

そこにはホットラインが打ち出され市民は誰でも”310-RATS”に報告できるようになった。

 

そうしてこうしたラットパトロールの地道な活動のおかげでついに、

アルバータ州にはネズミは1匹たりともいなくなったのだ!

 

『しかし、』と言うのはメリル隊長。

 

どんなにそのつど完璧に倒しても、またどこかに穴を掘り彼らはやってくる。

敷かれたインフラは古くなると捨てられる、常にゴミは山積みになる一方。

マーシャル島での核テストでも彼らは生き残った。

 

ようするに

 

『人間が作ったこの”人世界”に誰より適応しているのが彼らなのだよ!

私らは闘いにはつねに勝つのだが、戦争になったら奴ら(ネズミ)が勝つ。』 

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