バリアフリー旅行の先進国は?【1】

Castell (château fort) Eltz — Eifel, near Münstermaifeld Germany (tonemapped) by Polybert49

最先端技術を駆使した電動車椅子WHILLが登場し、歩行障がいを持つ人の行動範囲が大きく広がることが期待されています。日常生活はもちろん、車椅子で楽しめる旅行も注目されるようになりました。

 

 

 

 

 

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WHILLとは?


WHILL社は2012年に日本の3人の若者が立ち上げたベンチャー企業で、1人乗りの移動機器パーソナルモビリティの生産と販売を主な業務としています。歩行支援機器WHILLは従来の電動車椅子をはるかに越える高性能と操作性により、世界的に熱い注目を集めています。

最高時速6㎞、走行距離20㎞、登坂力10度で7.5cmの段差越えや悪路での使用も可能。デザイン性にもこだわり、グッドデザイン賞2015をはじめとする数々の賞を受賞しています。NTTグループやアメリカの有名ベンチャーであるキャピタルが投資していることでも話題となりました。日本とカリフォルニアに本社を構えています。

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既に足が棒。杉江さん、WHILLで #CES2015 会場 回るのはズルい!羨ましい! by Nobuyuki Hayashi

全日空グループのANAセールス株式会社が2015年11月に販売した「シニアのための修学旅行 沖縄」にWHILL体験を取り入れるなど、日本国内でも車椅子旅行のための環境整備が整えられつつあります。個人所有として普及させるには高価なため、まずは観光スポットにレンタル用として設置されるのが望ましいと言われています。

ちなみに沖縄は、日本国内でもっともバリアフリー旅行推進に力を入れている自治体のひとつで、那覇空港の観光案内所にもバリアフリー旅行の手引が用意されています。

WHILL 日本公式サイト

WHILL株式会社とANAグループは、パーソナルモビリティを活用した移動の楽しさを提案します | プレスリリース | ANAホールディングス株式会社

 


バリアフリー旅の先進国(1)ドイツ


ドイツには「バリアフリー・ディスティネーション・イン・ジャーマニー協会」があり、2010年からドイツ政府観光局との提携が始まりました。協会がおすすめするバリアフリーな観光地は現在8箇所あります。

 

アイフェル地方


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Eifel-DSC03309 ACR-7 by Rob Kemme

ドイツ西部とベルギー東部にかけて広がる低い山脈で、木骨組の建物が多く残る街モンシャウが特に有名です。

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Castell (château fort) Eltz — Eifel, near Münstermaifeld Germany (tonemapped) by Polybert49

アイフェル地方は全体的にバリアフリー化を推進しており、特に北アイフェルの16箇所の自然体験センターは「全ての人に楽しめるアクティビティー」となっているそうです。

 

残りの7箇所については 「バリアフリー旅行の先進国は?【2】」にてご紹介いたします。

 

 

 

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chi-yu

『ちーゆー』です。1994年から2010年まで海外旅行ツアーコンダクターをしていました。お客様と一緒に巡ったアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、中東、アフリカの国々の思い出や、海外旅行に役立つポイントアドバイス、リタイア後も尽きない世界への憧れなどを書かせていただきます。http://tourconductor-note.com 「元・海外旅行ツアコンの添乗員ノート」