「絵を描く象」は日本でも時々紹介されているので、ご存知の方もいるかもしれません。「微笑の国」タイの人気観光地、チェンマイで会うことができます!
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メーサー エレファントキャンプ
Maesa Elephant Camp – Chiang Mai, Thailand by Neale Bryan
チェンマイ市内から車で30分のメーサー渓谷にあり、1976年に開設されて以来、象の保護と調教を行う施設です。77頭のアジア象が飼育されています。
Jamie and Baby 2 by Dylan Walters
子供の象と触れ合うことができます。象の肌ってどんな手触りだと思いますか?ガサガサ?
実は、つきたてのお餅に毛が生えたような感じです。温かくてやわらかいのにびっくりします。
Maesa Elephant Camp – Chiang Mai, Thailand by Neale Bryan
象に乗って山道を歩くエレファントトレッキングも人気。
Maesa Elephant Camp – Chiang Mai, Thailand by Neale Bryan
一日に3回行われるショータイムでは、象のサッカーも見ることができます。
象が絵を描きます!
ここには絵を描く象がいることでも知られており、ギネスブックにも載ったそうです。紙やTシャツに絵筆と絵具を使って描くところが見られます。描かれた絵やTシャツは売店で買うことができます。
シンプルな花の絵で2000バーツ。(2015年12月現在1バーツ≒3.3円) もっと複雑な絵の場合はさらに高額です。
調教の成果
Elephant painting, Inthakhin by Alex Valavanis
象が自発的に絵を描き始めたわけではありません。他の芸や仕事と同じように、人間の調教によるものです。すべての象にできることではなく、教えても描けるようになるのは2%程度だそうです。
象は色を見分けることはできないと言われていますので、別の方法で絵の具を区別していると思われます。絵のパターンを覚えてしまって、調教師さんの指示を理解して描き分けているのだそうです。
象は人間の次に知能が高い動物と言われており、犬よりも人間の言葉を理解する、猿よりも考える能力があるなどと言われています。人間が把握していない能力がまだまだあるかもしれませんね!そんな象とじっくり触れ合えるメーサー・エレファントキャンプ、タイ旅行の際にはぜひ足を伸ばしてみてください!
おまけ:チェンマイ市内の見どころ
Remains of Chiang Mai wall by Anton
チェンマイはバンコクの北、約720kmに位置するタイ第2の都市です。13世紀終わりにランナー王朝の首都となった美しい古都で、「北のバラ」とも呼ばれています。山岳地方で比較的涼しいため、避暑地としても人気です。
Thailand_3920 – Bye to Wat Phra Singh. by Dennis Jarvis
旧市街は一辺1.5Kmの正方形の堀と城壁に囲まれており、たくさんの歴史的な仏教寺院が建っています。最も有名なものは、14世紀半ばのワット・プラ・シン(獅子寺)。ランナー王のパーユーが、父の骨を埋葬するために建立したものです。
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