ドイツ移住生活〜ドイツ人遊ぶために努力を惜しまない!!!〜

photo by:Uwe Hermann

夫が同僚の部屋を訪ねたところ、彼はすでに帰り支度を始めていました。時間はまだ午後2時を回ったばかり。終業は午後5時。帰るにはまだ早い時間です。なにか用事でもあるのかと尋ねると、

「今日は『フライターグ』だからね!じゃあ、また来週!」

と帰って行ってしまいました。

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自室に帰り、同部屋の同僚にこの話をすると、こう意味を教えてくれたそうです。

 

ドイツ語で「金曜日」は「Freitag(フライターグ)」。そして「自由な」は「frei(フライ)」。つまり英語でいうところの「free day(空いてる日)」にかけて、もう休日に入っているのだというジョーク(?)なのだとか。もちろん「Freitag」にそんな意味はありません。

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photo by :Ben Sutherland

 

勤勉なイメージのあるドイツ人ですが、家族とのプライベートを大事にする人が多いので、基本残業はしませんし、休日出勤なんてもってのほか。金曜日の午後ともなれば、もうほとんど週末なのでお休み気分になってしまうのです。夫の職場は成果報酬制なのでコアタイムもゆるく、スケジュールに空きがあれば在席していなくてもうるさくは言われません。いや、それしても午後2時は早いだろうと、夫は一人、なんとなく帰りづらく金曜日の午後も仕事を続けておりました。日本人の悲しい性です。

 

しかしある日、くだんの同僚と出張に行くことになったときのことです。場所はドイツ国内で近場。彼が車を出してくれるというので職場で待ち合わせることになりました。

「待ち合わせは何時にする?」

と尋ねると、

「僕は朝7時には職場に来てるから、それ以降ならいつでも」

 

朝7時!

 

ドイツは夏はいいのですが、冬になると日の出は8時過ぎ。朝の7時なんてまだ夜も明けてません。そしてそのときは冬。徒歩15分で通勤する夫にくらべて、彼は車で30分。そうか、そうやって帳尻があうのかと納得です。

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photo by: OCParks_CA

 

後日、ある工場で一時的な増産のために労働時間を30分延長する労使間協議を行ったというニュース記事を読みました。当然「30分も家に帰るのが遅くなるなんて!」と労働者は猛反発。雇用主は「では始業を30分早めてはどうか」と持ちかけたところ、交渉妥結。通常6時始業のところを5時30分(!)に早めて増産を乗り切ったのだそうです。家族と遊ぶためには努力を惜しまないんだなぁと感心しました。ドイツ人ってやっぱり勤勉ですね。

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kamatsu

日本人の夫とともにドイツに移り住んで3年目です。ビールが好きで、ビールのことばかり書いていますが、ほかにもドイツのことや欧州旅行のことなどを書いていきたいと思います。