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2度目の渡英
まだ大学生の頃の話です。春休み約2ヶ月の間に語学留学を兼ねてイギリスへ行くことになりました。渡英はこれで2回目。とは言っても前回は3週間ほどの滞在で、かたことの英語のレベルです。
好きなミュージシャンが縁で…
滞在中に私の好きなミュージシャンのコンサートが開催されることがわかりました。当時、どうやって知りあったのかもう思い出せませんが、そのミュージシャンが好きな高校生の女の子と手紙のやり取りをしていました。私がイギリスに行くこと、そしてどうやらそのミュージシャンのコンサートがあるということを知らせると、「ぜひ私も行きたい!」とその女の子が書いてきました。
やりとりして行くうちに本気だとわかり、知ってる人がちょうど現地にいるとは言え、高校を卒業したてで英語もわからないだろうに1人で来るとは勇気があるなあと思いながら、来たければ来ればいい。部屋も私とシェアすれば良いと返事をしました。
Wembley Arena / markhillary“>by markhillary
友人が到着。共同生活を開始
私がイギリスに到着して1ヶ月を過ぎ、生活も慣れた頃に彼女がやってきました。ホテルではなく1ヶ月の滞在で平屋の家を1軒借りられるハウスシェアみたいなところを借りることが出来、2人で自炊しながら滞在することになりました。その方がホテルより滞在費がだいぶ安くなるからです。
Finchley Road, Swiss Cottage / TheJRB“>by TheJRB
こんなはずでは…?
彼女が到着して数日が経った頃でした。私は初めての海外旅行の彼女に色々と見せてあげたくて、毎朝どこに行きたいか聞きました。しかし彼女は明確に答えません。待っているうちに時間ばかりが過ぎるのでとりあえず出かけようとすると仕度が遅くて結局出発が昼前になるということがたびたびありました。
自炊なので食事は自分で作らなければならず、特に朝食は部屋で食べることになるのでスーパーでパンや果物を買って帰りました。最初のうちはキッチンの勝手もわからないだろうからと私が朝食を作って出してあげていたのですが、一向に「今日は私がやります」とは言わず、料理が出てくるのを待っている始末。「パン焼くだけでもいいから今日はやってよ」と言ってみたところ、パンを焼いて出すだけなのにすごく時間がかかり結局私が全部やってあげるはめになりました。
tesco / Random Tandem“>by Random Tandem
その2に続きます。