ナマケモノを使ったマリファナ撲滅キャンペーンが大反響

Up-Close Sloth by Marissa Strniste

オーストラリアで制作されたアンチ・マリファナCMにナマケモノが登場し、良くも悪くも反響を集めています。

 

 

 

 

 

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ナマケモノ


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Pale-throated sloth | Perezoso de tres dedos (Bradypus tridactylus) by Fernando Flores

中南米の熱帯林に生息しています。動作がとてもスローモーなことから、英語では「怠惰」を意味するSlothと名づけられています。

食事や睡眠、交尾や出産まで木の上で行い、トイレは週に一度、地上に下りてまとめてするそうです。食事は1日に8gの木の葉や芽を食べるだけで、エネルギー代謝をおさえるために体温を変化させます。1日のうち20時間は眠っています。あまりにも動かないため、体に苔が生えることもあり、その苔も餌にします。

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Up-Close Sloth by Marissa Strniste

消化器官が未発達なため、消化に一ヶ月もかかる、食べたものを消化できずに餓死することもあるなどとも言われています。

木にぶらさがるための鋭く長い爪を持っていますが、攻撃力はほとんどなく、ジャガーやピューマ、オウギワシなどに捕食されてしまいます。地上ではほとんど動けないため、襲われたらおしまいです。

なんのために生きているのかよくわからない…ある意味とても平和的な生き物とも言えます。欧米では最近ナマケモノ人気が上昇していて、ペットとして飼う人も増えています。

ナマケモノブームを利用しようと思ったのか、こんなナマケモノを起用した反マリファナキャンペーン動画がオーストラリアで制作されました。

 


You’re worse on weed


「You’re worse on weed あなたはマリファナでダメになる」という言葉が、このキャンペーンのキャッチフレーズです。

この動画は3編構成になっています。

最初は教室での様子。テストが終わって先生が「ペンを置いて!」と命令しているのに、反応しないナマケモノ。叱り付けて答案を奪ったら、真っ白…

次は家庭でのディナータイム。お母さんに「塩を取ってちょうだい」と言われても反応できず、重ねて「塩よ」と言われたのに、おぼつかない手つきでサラダボウルを手に取るナマケモノ…

3番目はティーンエイジャーのナンパのシーン。可愛い女の子2人と会話が盛り上がった少年が、「お前どう思う?」とせっかく話を振ってくれたのに、「うう…うう…」としか反応できないナマケモノ。呆れて女の子たちは行ってしまい、少年は「Stoner sloth!マリファナ漬けのナマケモノめ!」と毒づく…

いずれも最後に「You’re worse on weed あなたはマリファナでダメになる」(マリファナをやるとこうなっちゃうよ!)というメッセージと、拡散用タグとして「#Stoner sloth」が表示されます。

 


パロディーにされるばかりで逆効果?


かなり印象に残るCMではあるのですが、どうも真面目に受け取ってはもらえなかった様子。「マリファナって怖い!やめよう!」と思うよりも、「面白い!笑える!」という反応がメインのようです。

「You’re worse on weed」または「stoner sloth」で検索すると、たくさんのパロディー動画がアップされています。

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It’s here #stonersloth the t-shirt

また、「ナマケモノ=マリファナ」というキャラクター付けも発生してしまったようです。逆効果…?

オーストラリア国立大麻予防・情報センター(NCPIC)は、「このCMには私たちのロゴが使用されているが、キャンペーンの主旨を正しく反映したものではない」と批判しています。

 


海外旅行ではマリファナに要注意!


101108-N-8546L-063 MONTEVIDEO, Uruguay (Nov. 9, 2010)--A Uruguayan police officer directs his drug sniffing dog to a training box as part of a scent imprint exercise conducted by U.S. Navy military working dog handlers to teach Uruguayan forces dog handlers basic obedience, drug searching and patrol techniques during a three-week training mission coordinated by the Maritime Civil Affairs and Security Training Command (MCAST). MCAST delivers teams of highly skilled Sailors with diverse backgrounds to partner nations to share their experience and strengthen international relationships as an integral part of the Navy's maritime strategy. (U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class (SW) Peter D. Lawlor)

MWD by Embajada de los Estados Unidos en Uruguay

マリファナが合法の国や地方もありますが、厳罰を課される国も多いです。日本では大麻取締法により所持、譲受、譲渡、栽培、輸入、輸出が禁止されており、5年~7年の懲役、200~300万円以下の罰金と言われています。

「合法の国でやるなら大丈夫?」と思うかもしれませんが、日本人である以上は日本の法律で裁かれるため、海外で使用や所持等を行ったことが発覚すれば、逮捕される場合もあります。

アムステルダム便など、「怪しい」と思われる都市からの到着便ターミナルでは、ランダムで麻薬犬が活躍しています。こっそり持ち込もうとした場合はもちろん、体や服に染み付いた匂いにも反応されるかもしれません!

そうでなくても、大麻やドラッグ使用者のいるような場所は治安が悪く、いろいろなトラブルに巻き込まれやすくなります。海外旅行や留学の際には近寄らないようにしてくださいね。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

chi-yu

『ちーゆー』です。1994年から2010年まで海外旅行ツアーコンダクターをしていました。お客様と一緒に巡ったアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、中東、アフリカの国々の思い出や、海外旅行に役立つポイントアドバイス、リタイア後も尽きない世界への憧れなどを書かせていただきます。http://tourconductor-note.com 「元・海外旅行ツアコンの添乗員ノート」