ハロウィン(Halloween)は古代ケルトの盆と大晦日と新年の祭り!?

引用元:http://www.dailyrecord.co.uk/news/real-life/witch-costumes-set-to-pick-up-1085052

 

 

 

 

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ハロウィンを歴史や文化背景から学ぶ


日本の幼稚園などでも最近はハロウィンを行事にしていて、仮装した子供たちを見かけることが多くなりましたね。

 

ハロウィンというと、子供たちがお化けの仮装をして”Trick or treat !”(お菓子ちょうだい、くれないとイタズラするぞ!)と家々を周る行事として知られています。

カボチャをくりぬいたJack-o’-lantern(ジャック・オー・ランタン)も有名です。

それはアメリカの民間行事としてのハロウィンで、宗教的な意味合いは失われています。

 

ハロウィンとは、もともとどんなお祭りだったのか。

歴史や文化背景をご紹介します。

 

【古代ケルト人発祥の祭り】


ケルト人とは、ローマ人に席捲される以前に西ヨーロッパで栄えていた民族です。芸術性の高い文化を持っており、フランスやイギリス、アイルランドの文化に大きな影響を残しました。

現在でもケルト系の人々が多い地域として知られているのは、北フランスのブルターニュ地方、イングランドのウェールズ地方、スコットランド、アイルランドです。

ローマ人に支配される以前の自然宗教がカトリックのキリスト教と融合し、独特の宗教文化を生みました。名称未設定3

引用元:http://www.celtarts.com/celtic.htm

 

 

【収穫祭・一年の終わりと始まり・あの世とつながる夜】

古代ケルト人にとって、10月31日は収穫祭であり、大晦日でした。ケルトの新年は11月1日です。日が短くなる冬の始まりは太陽の死・眠り(一年の終わり)であると同時に、新しい太陽が生まれる・目覚める時期(新年の始まり)でもあると考えていました。

また、10月31日は、生きている人の世界と死んだ人の世界の境界が開き、自由に行き来できる日とされていました。

 

(ハロウィンにお墓参りする人々)名称未設定4引用元:https://en.wikipedia.org/wiki/Halloween

 

 

死者の霊が家族を訪ねてくるとともに、魔女や人間に悪いことをする精霊が出てくる日ともされていました。悪霊から身を守るために仮面をかぶって、魔除けの火を焚きました。カボチャをくりぬいて顔をつくり、中にロウソクを入れるジャックオーランタンは、これに由来しています。

 

ちなみに、もともとはカボチャでなく、大きなカブで作っていたそうです。現在でもスコットランドではカブの一種ルタバガのジャックオーランタンが作られます。名称未設定5

 

https://americanfoodieabroad.wordpress.com/2013/10/27/the-original-jack-olantern/

 

 

 

ケルトの司祭ドルイドは秋の実りと生贄の動物を自然の神に捧げ、かがり火の回りで踊りました。人々はその聖なる火を自宅に持ち帰ったり、その燃えさしで新年の火を点けたりし、悪い妖精が家に入ってこないようにしていました。

 

引用元:http://thewildgeese.irish/profiles/blogs/it-s-a-celtic-feast

 

カトリックの祝日「万聖節」は本来は11月1日でした。

その前の晩にあたる10月31日がケルト人の大事な祭りであるため、カトリック教会がそれに合わせて「諸聖人の日」を10月31日に変更したそうです。「万聖節の前夜(イブ)」(”Hallows eve”)が訛って「Halloween」となりました。

カトリック教会にとってケルトとの融合が重要だったことが想像される話です。

 

ファンタジックなムードのあるハロウィーン、由来を知ると納得ですね!アメリカ風ハロウィンも楽しいですが、妖精を信じていたケルトの人々のハロウィンもとても興味深いです。

 

 

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chi-yu

『ちーゆー』です。1994年から2010年まで海外旅行ツアーコンダクターをしていました。お客様と一緒に巡ったアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、中東、アフリカの国々の思い出や、海外旅行に役立つポイントアドバイス、リタイア後も尽きない世界への憧れなどを書かせていただきます。http://tourconductor-note.com 「元・海外旅行ツアコンの添乗員ノート」