OLバックパッカーinフィリピン〜『旅のリスク』現地でフレンドリーなカップルについて行ったら・・・・・〜

最近は女性でも一人旅をする人が増えてきていて、女子一人旅関連の書籍やweb媒体もいろいろありますよね。そんな中、一人旅好きとしては、一人旅の良さだけではなくやっぱりリスクも伝えないといけないと思うので、私が今までで一番怖くて悔しかった話をします。

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フィリピンのマニラに行った時なのですが、日中観光していると、とあるカップルから話しかけられて、目的地が一緒だったので、一緒に行くことになりました。

 

観光を終えた後、ショッピングモールでお茶でもしよう誘われ、ついて行ったのです。まず、日中ということと、カップルということで油断してしまいました。カップルは、ご飯やビールを私に勧めてきたのですが、友達と夕食に行く約束をしていたので食事は断り、アルコールも苦手なので一口しか飲みませんでした。彼らはとてもフレンドリーではあったのですが、少し違和感というか、フレンドリー過ぎてちょっとうざいなと思っていました。

 

そう思ってはいたものの、人が多い場所だったし、決定的に怪しいと思うこともなかったので、なんとなくその場を離れずにいました。

 

友達との約束の時間が近づき、私が帰ろうとすると、どこからともなくペットボトルのジュースを持ってきました。歓迎の印だから、これを飲み干すのがフィリピンスタイルだ!と言ってきて、私は喉は渇いてなかったし、正直いらなかったのですが、飲まないと解放してもらえない感じだったので、無理やり飲んでしまいました。

 

そのカップルとタクシーに乗り込んだのですが、その後の記憶が全くなく、タクシー運転手にホテルに着いたよと言われて、タクシーを降りました。

 

私はとにかくすごく気持ち悪くてフラフラして、ホテルの従業員に抱えられるように部屋に入り、トイレで何度ももどしました。この時は、ビールを飲んでしまったからかなと思っていました。(過去にアルコール一口で吐いた経験があるので)

 

次の日も朦朧としていて断片的な記憶しかありません。約束をすっぽかしてしまったことが気がかりで、友達に電話をしようと思ったのですが、なぜかケータイが繋がりませんでした。その時は、海外だから電波の問題だと思っていました。

 

不思議なことに、記憶はないけれど、もともとの予定通りマニラから別の場所にバスで移動して、宿を探して、川下りツアーまで参加しちゃってるんですよね。事前に調べていたわけでもないのに、どうやってたどり着いたのが謎なのですが、写真にはきっちり楽しんでいる自分が写っているんです。それだけ旅が好きということなんでしょうけど、のんきすぎですね。1

そんな中、お金を両替しようと両替所に行ったのですが、もっていた2万円がなくなっていることに気づきました。そして、クレジットカード2枚もなくなっていました。現地通貨を入れている財布とは別にしていたため、すぐには気付かなかったのです。

 

ケータイが繋がらなかったのも、SIMカードを抜かれていたからでした。

 

一緒に撮った写真があると思ったのですが、見事にその写真だけ削除されていました。

 

手口からして、常習犯。

 

結果、クレジットカードは、キャッシングも含めて2枚で合計80万円使われていました。どうして暗証番号が分かったのかは分かりませんが、間違うことなく暗証番号を入力していたそうです。

 

日系のカードはポリスレポートの提出で、支払いは免除になったのですが、もう一つの最もポピュラーなカードは、たとえ犯罪であっても、犯人が捕まって自首したとしても、カード所持者に支払い義務があるとのことでした。

納得がいかなかったので、さんざんもめましたが、結局40万円と、もめていた期間の遅延金を払いました。その時の機械のようにしゃべるカード会社の担当者の名前は今でも覚えています。

 

人生で初めて精神的なショックで不眠になり、食欲もなくなりました。

 

今考えると2日目の記憶もないぐらい朦朧としていたということは、結構な量の睡眠薬だったと思います。悔しいですが、命はあって良かったと思うしかないです。

 

それまで、私は海外で出会う人には親切にしてもらっていたので、危機感が薄れたいたのだと思います。よく言われている事ですが、向こうから声を掛けてきた人は怪しいというのは本当だなと痛感しました。特に、こちらに警戒心をなくさせようと必死にフレンドリーに接してくる人は要注意です。外国の人ってもともとフレンドリーな人が多いと思うのですが、本当にフレンドリーなだけの人は、じゃあバイバイって言ったら、バイバイで終わるのです。

 

そして、少しでも変だと思ったら、確証がなくても、どうにかしてその場を立ち去ることです。人の感って結構当たります。

 

因みに、別の場所を旅していた時、やはりマニラで睡眠薬強盗にあって現金30万円とパスポートを盗まれたという人に出会いました。

 

彼も私も、その後も旅を続けているんですね。そんな危ない目にあってまで?と思われるかもしれませんが、それでも旅先で出会う人はいい人がほとんどで、素敵な出会いです。旅先で見るもの、感じるものはやっぱり私にとってかけがえのないものです。失った40万円より、得たものの方が価値があると思うから旅を続けているのだと思います。

 

もちろん、今は以前よりは警戒心を持っているつもりですが、それでも予期せぬ犯罪に巻き込まれる可能性はあります。

 

私も最初は軽い気持ちで一人旅を始めたので、軽い気持ちで旅に出るなとは言えないのですが、リスクもあるという事を念頭におく必要があります。

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ABOUTこの記事をかいた人

Mei

Meiです。学生時代は中国語にはまり北京と天津に留学していました。初海外が中国留学だったのでいろんな意味で鍛えられたと思います。社会人になってからは、長期休暇の際は海外旅行に行くようになり、OLバックパッカーとして35カ国回りました。2015年春に7年間勤めた会社を退社し、2015年8月よりエジプトのカイロで生活することになりました。いろいろと不安はありますが、とりあえずやってみるがモットーなので、ハプニングも楽しんでいこうと思います。