土星の月に謎の赤い線が見つかった/NASA

ホルストの惑星という組曲の中の「土星」の音楽は「老いをもたらす者」という意味を込めているらしい。

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神秘的な環を持ち月を64個も周囲に抱えている巨大な惑星「土星」。

ホルストの曲「土星」の中でもヘビーに金管楽器が鳴り響き重いリズムでその老齢を表現しているが、ところどころベルのようなきらびやかな音が時々聞かれるのはおそらくホルストは土星の周りに従えた小さな月々を鈴のような音で表わそうとしたのではないか。

 

NASAが7月末に発表した土星の月についての発表はけっこう奇妙な内容だった。土星の衛星の中に氷に閉ざされた月がある.それはテティスと名付けられている。

 

 

土星探索に打ち上げられた人工衛星カッシーニが今年の4月のミッションで撮影した写真のなかに写っていたのは異様なものだった。

テティスの北部の部分は土星が何年もかかって「夏」に入った時ではないと日が当たって照らされ出されることはないため、今回初めてその部分が明るくなりカッシーニは撮影することができた。1

それはテティスの北半球の表面にまるでクレヨンでこすったかのような赤いラインが写されていたのだ。2カッシーニに携わる科学者たちにとってその赤いラインは説明のつかないものだった。

考えられることは、なにか化学物質が照らされた結果そのように写ったか、テティスの内部から吹き出したガスによるもの、もしくは撮られた映像の破損によるもの、ということだった。

 

土星の持つ月の中でも幾つかの小さなクレーターを持つディオネ以外視覚的に赤い色が確認される月は他に無い。

ただ木星では、その月の一つエウロパにおいて比較的地質年代が若い土壌に赤っぽい特徴があるにはあるが。

 

「これについて引き続き観察していくつもりだ。」と語るのはカーネル大学の科学者ポール・へルフェンスタインである。「もしこのラインが薄くて氷のほんの先端に着色したものなら短期間のうちに消滅する可能性もある。」

カッシーニチームは今現在観察中のこの結果を年内に発表するということなので、ぜひ謎が明かされることを期待したい。

以下記事参照:http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=4671

http://www.jpl.nasa.gov/spaceimages/details.php?id=PIA19637

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