Mysore – Fruit vendor by Chris Fynn
高価なフルーツTOP10!
食べ物に関して納得のいかないことは、健康的な食生活は高くつくということです。ファスト・フード店でダブル・チーズバーガーなら1ドルくらいなのに、サラダはその何倍もしてしまうのです。もちろん、フルーツや野菜の中には比較的安価で手に入るものもありますが…。
ここでは世界で最も高価なフルーツをご紹介しましょう。
これらのフルーツは近所のスーパーはもちろん、気取ったオーガニック食品を扱う場所でもなかなかお目にかかることはないでしょう。
ご自分でフルーツを栽培したことのある方なら分かると思ますが、手間隙をかけて育てたものを安く売ることなんてありえませんね。車で簡単に行くことのできない世界の各地から高価なフルーツをピックアップしてみました。どれも、ほんの一口味見をしたくてもかなりの時間と労力と費用がかかってしまいます。(ランキングの価格は1ドル120円で計算しております ※2016年1月1日現在のレート)
10. お釈迦様の形をした梨(一個当たり/ 9ドル=約1080円:普通の梨 50セント=60円)
まずは中国からです。お釈迦様の形をした梨は顔の細部に至るまでそっくりです。中国人の農家のハオさんは、自分で作った型の中で梨が成長するようにセットし、型どおりの形の梨が出来上がりました。
それまでの労力と不老不死の効能(中国で語り継がれるお釈迦様の形の果物に関する言い伝えによれば)が得られると思うと9ドルは決して高価とは思いません。
お近くでお求めになる梨の平均的お値段は50セントくらいではないでしょうか。もちろん不老不死の効能はありません。
9. りんご「世界一」(1個当たり/ 21ドル=2520円:普通のりんご85セント=102円 )
この種類が誕生して40年を越えていますが、現在でも全世界で最も高価なりんごの座にあります。この種のりんごの平均的な円周は約38cmですから、スーパーモデルのウエスト並みとでもいえるでしょうか?
重さが900グラムほどもあるので、取扱には注意が必要です。
9. デコポン (6個入り1パック/ 80ドル=9万600円:普通のオレンジ4ドル=480円)
ミカンは海外で既におなじみですが、このデコポンはニューアイテムです。
1972年から栽培されるようになりました。デコポンとはこのフルーツのブランドネームで、最高品質のものだけが出荷されます。
通常のオレンジとは全く違った外観で、特にその大きさはソフトボールほどもあり特徴的なのが頂上部にある大きなこぶ上のでっぱりです。
また、その味と甘さは全世界で絶賛されています。
7.千疋屋クイーン・ストロベリー(12個入り1パック/ 85ドル=1万200円:普通のいちご 450グラム当たり/約2ドル75セント=330円)
千疋屋クイーン・ストロベリーのパッケージはおそらく世界で最もファンシーであると言えるでしょう。
お近くのマーケットでも果実全体が赤く、トップには濃い緑色の葉(へたの部分)がついていて、表面には真っ白で小さな種が顔を覗かせている、そんなイチゴを見かけると思わずよだれが出そうになりませんか?
このイチゴが他と一線を画するのは全てのイチゴがその理想的状態だと言うことです。ブランドに相応しくないものは選別され、はじかれているからです。12粒のイチゴのそのあまりの美しさは、食べてしまうのが惜しいほどです。
6.四角いスイカ(1個当たり/ 800ドル=9万6千円:普通のスイカ5ドル=600円)
そう、日本なんです。2014年からは遂に海外向け出荷が始まりましたが、その高値には驚きです。
四角形になるように箱の中で育てられるのですが、スイカだからできることで人を箱に入れてもスクエア=真面目な(英語の”Square”には「四角い」と言う意味と同時に「真面目な」といいう意味があります)人に育つとは限りません。
1つ当り約5キロの重さがあり、日本ではいくつかのデパートで販売されています。買った人の多くは、食用と言うよりも装飾的目的であるようです。また、「四角いスイカなんて珍しいね。どこで手に入れたの?」といった会話のきっかけにもってこいです
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5.ロストガーデン・オブ・ヘリガンのパイナップル (一つ当たり/ 1,600ドル=19万2千円: 普通のパイナップル 3ドル=360円)
ロストガーデン・オブ・ヘリガンとは、イギリスにある最も有名な植物園です。
パイナップルをヨーロッパで見ることは大変珍しく、ヨーロッパ大陸で見られる唯一のパイナップルがヘリガンにあるものなのです。
果実の成長と成熟を維持するために大量の肥料を使った土壌で栽培されています。
なんと、1個1,600ドルの高値でも欲しいという人が相当多数います。
これまでに付いた最高値は15,000ドルと言うから驚きですね。
この堆肥で育ったパイナップルはさぞやジューシーなことでしょう。
4. 太陽の卵 マンゴー (2個入り/ 3,000ドル=36万円: 普通のマンゴー 450グラム当たり/ 1ドル50セント=180円)
「太陽の卵」とはいうものの、形状的比喩であって、卵の味がするわけではありません。
日本の皆さんは既にご存知の通り、あの「太陽の卵」フランドのマンゴーです。
北米で一般的な「ドール」ブランドのものとほぼ同じように見えるのですが、価格は全く異なります。
重量350グラムの糖度の高いもののみが「太陽の卵」として出荷されます。毎年、初出荷のマンゴーには高値が付きますが1ペアーで3,000ドルの最高値が付いたこともあります。
3. ルビー・ローマン・グレープ(1房/4000ドル=48万円:普通のグレープ 450グラム当たり3ドル=360円)
一粒のサイズは、ほぼピンポン球ほどの大きさがあります。このルビー・ローマン・グレープは日本の石川県でのみ栽培されているもので、2008年から生産が開始されました。
あるバイヤーはこの一房のブドウに910ドルの高値をつけたこともあるのです。一粒だなんと26ドルと驚きです。
2. デンスケ・スイカ(1個当たり/ 6,100ドル=73万2000円:普通のスイカ4ドル前後)
デンスケ・スイカの最大の特徴はその大きさです。24ポンド(約11Kg)を越える重量と黒い果皮以外に特徴的なことはありません。
馬鹿げているともいえる高値の理由はその希少性にあるのです。
日本の北海道でしか採れず、毎年約10000個が出荷されます。お金持ちにとってはこの希少性がたまらないらしく、収穫時期を迎えた初物が競りにかけられます。これまでの最高値は2008年のもので、このランキングで2位に輝いています。
1. 夕張メロン(2個1組/ 23,000ドル=276万円:普通のメロン1個あたり約3ドル 360円)
カンタロープ(赤肉種のマスクメロン)は好き嫌いがはっきり分かれます。
お好きな方にとって、この夕張キングは赤肉種ファミリーの最高峰に位置するはずです。
北海道の札幌にほど近い夕張でしか手に入りません。3種類の甘味の強いカンタロープ種を掛け合わせたハイブリッドによる成果です
2つ一組のメロンが数千ドルもするので、日本では贈答用に使われています。
以上になります。夕張メロンが276万とは驚きですね!ただこのランキングでご紹介した価格はあくまで最高高値がついた時のものであって、常時この価格で売られている訳ではないのでご心配なく!
夕張メロンのギフトセンターなどを見てみると、糖度はかなり落ちますが、1玉4000円前後から購入できるみたいです。それでも高いと思いますが・・・・
276万の夕張メロンはどんな味がしたのでしょうか?想像もつきませんね!
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